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民法第九百四条

 前条に規定する贈与の価額は、受贈者の行為によって、その目的である財産が滅失し、又はその価格の増減があったときであっても、相続開始の時においてなお原状のままであるものとみなしてこれを定める。
 

条文解説

 被相続人から、他の相続人とは特別に遺贈や生前贈与を受けた人がいる場合、その特別に遺贈や生前贈与を受けた分を特別受益分といいます。この特別受益分の価額は、受贈者の行為によって、その目的である財産が滅失し、又はその価格の増減があったときであっても、相続開始時において原状のままであるものとみなして、相続開始時の時価で評価します。例えば、1,000万円の土地を生前贈与された人が、その土地を1,500万円で売却した場合であっても、相続開始時の時価が2,000万円であれば、特別受益分は2,000万円で評価します。